アートカレッジセミナー VOL.2<AI × ラーメン>
人工知能の使い方

終了しました

人工知能AI

松尾 豊
東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授

1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より、産業技術総合研究所研究員。2005年8月よりスタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻准教授。2014年より、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 グローバル消費インテリジェンス寄付講座 共同代表・特任准教授。専門分野は、人工知能、ウェブマイニング、ビッグデータ分析。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。人工知能学会 学生編集委員、編集委員を経て、2010年から副編集委員長、2012年から編集委員長・理事。2014年より倫理委員長。

ラーメンRAMEN

清宮 俊之
株式会社⼒の源ホールディングス 代表取締役社⻑兼COO

1974年⽣まれ。⼤学卒業後、TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に⼊社し、15年間勤務。その後、⼒の源グループに⼊社。平成26年1⽉より㈱⼒の源ホールディングス代表取締役社⻑兼COOに。2017年6月末時点の展開店舗数は国内138店舗、海外69店舗。創業30年を経て、新たにグループ全体で“JAPANESE WONDER TO THE WORLD“という想いを掲げ、国内・海外で積極的に事業展開中。

THEMEセミナーのテーマ

六本木アートカレッジセミナー第2回は、「AI × ラーメン」という全く違う世界で活躍する、一風堂など手がける㈱力の源ホールディングスの清宮俊之社長と、AI研究者・東京大学の松尾豊先生にご登壇いただきます。

AIが「眼を持つ」ということ

生命の爆発的進化「カンブリア爆発」をご存じですか?
カンブリア紀に、突如今日現存する生物の大分類が出そろった現象と言われます。原因は諸説あるようですが、1つに「光スイッチ」、つまり「眼の誕生」がきっかけという説があります。
人工知能(AI)の分野ではディープラーニングの技術により画像認識の精度が急激に上がり、人間のエラー率を越えたと言えるレベルになりつつあります。「眼を持つ」ことが大きな飛躍に繋がるならば、「人間より精度の高い眼を持った」とも言えるAIは、今が「カンブリア爆発」の時期に当たると考えられるでしょう。

松尾氏は「眼を持つ機械、ロボットの可能性が広がった。ものづくりの技術資産を持つ日本が得意とする分野であり、それによって外食産業での調理の自動化が進めば、日本が誇る食文化をグローバルで展開する上で強みになる。」とお考えです。

「ラーメン」で同じ味を再現する難しさ

日本の伝統的な食文化として「和食」がありますが、手ごろに楽しめる日本の「ラーメン」も注目されています。その分野で世界に向けて店舗を拡大しているのが「一風堂」です。2017年6月末時点で13カ国69店舗、アジアを中心にアメリカ、ヨーロッパの各国に拡大しています。海外店舗のクオリティをどのように維持しつつ、現地の食文化・食習慣に受け入れられているのでしょうか?入社3年目にして、創業者から引き継ぎ、代表取締役社長に就任した清宮氏に、一風堂の海外展開における難しさや今後のビジョンについて語っていただきます。

松尾氏、清宮氏それぞれの研究、ビジネスの最前線を伺いながら、私たちの生活や、ビジネスの世界を変えていくリアルな「人工知能の使い方」をテーマに議論していただきます。

Director's Comment(川村元気氏)

六本木アートカレッジ2017のテーマは「ジャンルを超えて 面白く働き、生きる」です。新しい発見やブレイクスルーは、異なるジャンルの融合や共闘から生まれると思っています。
「人工知能」に注目が集まって数年が経ちますが、その「使い方」「向き合い方」というフェーズに入ったいま「食」というものが「人工知能」とどう向き合うかということに興味がありました。今回は日本を代表して世界に挑む「一風堂」のラーメンと、日本を代表する人工知能研究者がどう交わり、そこからどんな新しい発見が生まれるのかを楽しみにしています。

日時
2017/11/28(火) 19:00 - 20:30
受講料(税込)
3,500円
定員
250名
主催
アカデミーヒルズ
会場

アカデミーヒルズ
(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)
Venue: Academyhills (49th floor, Mori Tower Roppongi Hills,6-10-1, Roppongi, Minato Ward, Tokyo)

アクセスマップ >

お申し込みについて
【お申込・お支払い方法】

Peatixのシステムを使用しています。
(※Peatixをはじめてご利用になる方は、最初に会員登録が必要です。)

お支払いには、以下のクレジットカード・コンビニ・ATMがお使いいただけます。
クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、AMEX、PayPal
コンビニ:LAWSON、FamilyMart、サークルK、サンクス、Mini Stop、Daily Yamazaki、Seicomart
ATM:Pay-easy、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行、自分銀行

領収証ご希望の方は、Peatixのお申込完了メールから領収書データにアクセスできます。
詳しくはPeatixヘルプセンターをご参照ください。

お申込後のキャンセル及び返金は承っておりません。

【その他】

円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。

【お問い合わせ先】

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)

※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
電話番号 : 03-6406-6200
お問合せフォーム >