
これまでも、これからも、在る。
3.21 [月・祝] 11:00〜17:00
《ライブ&アーカイブ配信》
アカデミーヒルズで、年に1度だけ開催される「六本木アートカレッジ スペシャルワンデー」。
アート、文学、映画、伝統文化、音楽、…多彩なジャンルで表現、発信する9名のゲストの経験を共有しながら、「これまでも、これからも、在る、在ってほしい、大切なものは何か。」を考え、未来へとつないでいきたいと思います。
お好きな場所で6つの講座をご覧いただくことができる、エキサイティングな春の1日を、お楽しみください!
※どちらのチケットも、全6セッションを視聴いただけます。
※アカデミーヒルズライブラリーメンバー:無料
※プロモーションコードをお持ちの方は、コードを入れてお申込ください。
※アーカイブ視聴チケットお申込期限日:5月1日(日)17:00
日本文学研究者
早稲田大学特命教授
早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問
東京大学名誉教授
ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。
ロバート キャンベル
日本文学研究者
竹中 平蔵
経済学者 / アカデミーヒルズ理事長
テレビやネットの無い時代は、文学や絵画などで様々な情報が共有されていました。江戸時代に出版された『豊年教種』は、大飢饉のサバイバルマニュアルとして、困窮する人への食事提供の具体的な注意の他に、助ける側の姿勢や心構えを諭すような内容もあったと言います。世界共通の課題として感染症に直面している今、我々は未来へどんな言葉を残していけるでしょうか?長い歴史の中で残されてきた情報に耳を傾けながら、これからの表現のあり方、社会に与える影響など、お話しいただきます。
青木 涼子
能声楽家
星野 太
美学者
能と現代音楽を融合させた作品を生み出す 能声楽家・ 青木涼子氏。 能の声楽である「謡(うたい)」は独自の楽譜を用いるため 、五線譜で表す西洋音楽とのコラボレーションは一筋縄ではいきません。 それにも関わらず、世界20ヵ国50人を超える作曲家たちと「謡」の新しい楽曲を発表してきました。日本の伝統を世界に広げるために必要な変化とはなにか? 美学・表象文化論を専門とし、多様性を許容する社会のためにはある種の「曖昧さ」が必要と語る美学者・星野太氏と共にお話しいただきます。
綿矢 りさ
作家
ロバート キャンベル
日本文学研究者
繊細で鋭くて、痛い、でも体温のような温かさをも感じるストーリーを生み出す作家・綿矢りさ氏。読者は、音楽のような文体で描かれる日常に潜む、悪意や憎しみ、社会のストレスのようなものに触れ、心を揺さぶられてきました。一方、’21年出版の初のエッセイ『あのころなにしてた?』(新潮社)では、コロナ禍の綿矢氏の本当の“日常”が記されています。世界が小説のような出来事で一変したことで、創作活動にどのような影響があったのか。また、古来よりある「書く」行為の源はどこにあるのか。日本文学研究者であるキャンベル氏との対談で、お話しいただきます。
細田 守
映画監督
ロバート キャンベル
日本文学研究者
最新作「竜とそばかすの姫」で、インターネット上の巨大な仮想世界と、現実世界で生きる女子高生を描いた細田守監督。まさに細田作品!と感じられる手描きアニメーションと3DCGの融合、圧倒的な映像美と音楽の存在が物語を彩る本作は、世界各国で上映が決定しています。悩み葛藤しながら成長していく細田作品の主人公たち。「クラスの中心にいる人よりは、教室の隅っこで下を向いているような人に、心を寄せて描きたくなる」という細田監督が、作品を通して表現したいこととは?また、大きなプロジェクトの中で、自らのクリエイティビティをチームでどう共有し、作品を作り上げていくのか、監督としてのこだわりなど、たっぷりお話しいただきます。
※本セッションはライブ配信ではなく事前収録した動画を配信いたします。
細田守監督、ロバート キャンベルさんが「正義」とは何か、から、バーチャルとリアルな世界について語る対談の一部を、アカデミーヒルズのYoutubeチャンネルで公開中!
坂本美雨
ミュージシャン
Naz Chris
DJ、ラジオMC、アクティヴィスト、放送作家、メディア・プロデューサー
「東京2020パラリンピック」の開会式で“パラ楽団”のボーカルとして、心と身体を包み込むような透き通る歌声を世界に届けた坂本美雨さん。歌手として25年間、日常生活と音楽活動は常に混ざり合い、身の回りの変化を受け入れながら創作をしてきたといいます。自然体から生み出される音楽に身を委ねると、自分を大事にすること、他者も大事にすること、人は一人では生きられないのだということが、静かに、そして強く心に響き、満たされていく感覚になります。
本セッションは、DJ、ラジオMC、プロデューサーであり、コロナ禍のエンターテインメントシーン支援に取り組むNaz Chrisさんとともに、音楽が人間にもたらすもの、音楽の持つ力について、語っていただきます。
会田 誠
美術家
ロバート キャンベル
日本文学研究者
「パビリオン・トウキョウ2021」で、神宮外苑に「東京城」としてダンボールとブルーシートで巨大な2つの城を制作した会田誠氏。祭典のそばで、避難生活や路上生活を想像させる作品は、忘れないというメッセージであり、ポジティブとネガティブが隣合わせにあるのだと考えさせられました。また、’20年に「アマビエ」を題材に作品を発表した際には「江戸時代の人も現代人も、アマビエを貼る行為は気休めの側面があると、わかっていると思う。為すすべもない状況で文化が何かできるとしたら、心の領域だ」と語っています。
本セッションでは、会田氏とキャンベル氏の日本文化に対する眼差しを交わし合い、これからの時代にアートができること、為すべき役割とは何か、お話しいただきます。
※どちらのチケットも、全6セッションを視聴いただけます。
※アーカイブは、開催1週間後より、「1カ月間」配信予定
※アカデミーヒルズライブラリーメンバー:無料
※プロモーションコードをお持ちの方は、コードを入れてお申込ください。
※アーカイブ視聴チケットお申込期限日:5月1日(日)17:00