<開催中止のご案内>
この度、アカデミーヒルズ主催・4月20日開催の下記セミナーを、中止させていただくこととなりました。お申込み頂いた皆様には、ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません。
(2022年9月26日更新)
1987年、新潟県生まれ。創立者の祖父・幸雄、現代表取締役会長の父・太から代々続く「スノーピーク」の3代目。幼いころからキャンプや釣りなどのアウトドアに触れて育つ。2014年の秋冬にアパレル事業を立ち上げ、スノーピークが培ってきた“ないものはつくるDNA“を受け継いだものづくりを次世代のフィルターを通し発信。2018年からはプロダクト全般の統括のほか、「LOCAL WEAR」プロジェクトなど、新たな試みも率先して牽引。2019年より代表取締役副社長。2020年3月より現職。著書に「FIELDWORK -野生と共生-」、ドキュメンタリー映像として「HIJIRI -日知-」がある。
ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。
人々の暮らしは古くは土地・自然とつながり、そこに根ざし営まれてきました。災害やコロナ禍をうけ、今までの均一化した住環境の価値観から意識が解放されつつある今、人と自然が対立ではなく調和する、未来の暮らしを考えたいと思います。
第3回のゲストは、登山からキャンプ、アウトドアへと事業拡大を続けるスノーピークの三代目社長を継承した山井梨沙さんです。
“都会と自然”、“ファッションとアウトドアアパレル”など、対立的に捉えられるジャンルをつなぎ、「衣食住働遊」をテーマに掲げるスノーピークのライフスタイル提案は、自然を愛する人々を惹きつけてやみません。そして、社会的にも“ワーケーション”に注目が集まるなど、これまで自然と関わりが薄かった層にもキャンプ需要が高まっています。求められているのは「遊びながら暮らし、住みながら働く」といった、日常と非日常が分断されないライフスタイル。山井さんは、自然の中でゆっくり過ごすことについて、一見ムダな時間が心の余裕を生み、人間が本来持っている野生的な感受性を取り戻せる、と語ります。
本セミナーでは、スノーピークが提唱する自然志向のライフバリューについて、また3代続くブランドを継承することへの山井さんの想いや、固定概念を取り払う事業展開の考え方などもお話いただきます。